こんにちは、ふじです。
今年7月からBlenderをはじめました。
これまで3DCG関係のソフトには一度も触れたことがなかったため、
7月には、まずYoutubeで入門者向けのチュートリアル動画をいくつか取り組みました。
7月に取り組んだチュートリアル動画のレビュー記事はコチラ
Blenderというソフトのイメージをふんわりと掴むことができたので、
今回は、もう少し基礎的な内容を体系的に勉強したいなと思い「10日でBlender4入門(M design著)」を購入してみました。
制作記録とあわせて、おすすめポイントや注意点をまとめていきたいと思います!
おすすめポイント
①各章の冒頭で、新たに学ぶ機能(ショートカット等)が明示されている。
②知識や経験がゼロの状態から、「一つの作品を完成させる」という成功体験を得られる。
③この書籍に取り組んでいるBlender初心者がたくさんいる。
Blenderのインストールから画面の見方、代表的なショートカットのまとめなども掲載されていて、まだ一度もBlenderを起動したことがない状態からでも、作品を完成するところまでたどり着けると思います。
章の冒頭に、学ぶ機能の一覧があって便利です。
これからどんな機能を使って小物などを作るのかが一目瞭然になる、ということも利点ではあるんですが、個人的には振り返りに便利だなと思いました。
チュートリアル全体を読み返さなくても、使用する機能の一覧を見るだけで、「こういう場面では、こんな機能が使えるんだったな~」ということが思い出しやすくて、非常に使いやすい見出しだと思います。
あと、これは実際にチュートリアルの途中でやり方に少し困った時に実感したことですが、
ネットで検索してみると、同じ個所で詰まって解決策をすでに見つけてくださっている方が結構たくさんいるんです。同じチュートリアルに取り組んでいる人が多いほうが、情報がたくさん出回わることにもなるので、これは純粋に利点だなと思いました。
気になるポイント
①解説のとおりにやってもリギング(キャラクターにBornを設定して、動かせるようにする作業)がうまくいかないことがある。
②書籍内での解説だけでは、花瓶が書籍と同じような透過具合にならない。
③照明やレンダリング関係の解説は最低限という印象。
本当に解説が丁寧なので、しいて言うならという感じではありますが、取り組んでいる中で気になった点です。
個人的には①のリギングが最も苦労したとおもいます。
ネット検索していると、同じくリギングがうまくいかずに苦労している人が多いように感じました。
わたしは見よう見まねでウェイトペイントを使い、なんとか足を曲げることができ、ソファに座っている状態にすることができました。
②については、各章の冒頭でQRコードで案内されている解説動画の方を見れば、書籍よりも詳細な手順を見ることができるみたいで、そのとおりにやれば書籍と同じ見た目の花瓶を作成できるみたいです。
わたしは、作成当時は書籍しかみていなかったため、
どうしても花瓶のガラス部分が透明になりすぎて、何も見えないという状態になってしまい、Cyclesでレンダリングしました。
制作した作品
本の解説を読みながら実際に作った作品がこちらです!
※色や星・豆球などの装飾は、自分でアレンジして追加しています。

DAY1:目玉焼きとフライパン

DAY2:棒アイス

DAY3:カップ&ソーサ―

DAY4:テーブルと椅子

DAY5:ソファ

DAY6:花と花瓶

DAY7:レトロゼリー

DAY8:くまのキャラクター

リギングが本当になかなかうまくいかずに苦戦しました。
手順通りにアーマチュア(Bornのかたまり)とクマのオブジェクトを関連づけしても、下左図のように連動せず・・・・


後日調べた情報になりますが、
連動しない場合は、上右図のように[Nキー]のサイドメニュー>Item>Vertex Weights(頂点ウェイト)でどのBornがどの程度ウェイトの影響を与えているのかを見てみるといいみたいです。ちなみに、Born名の横の数字は、本来は合計で1.000になる必要があり、上の図では、やはり不具合が起こるべくして起こっているな・・・というぐちゃぐちゃ具合です汗
ウェイトペイントでなんとかBornとオブジェクトを関連付けることができ、座らせることはできました。
これは、そのうちちゃんとやりなおしたいですね・・・そのうちね・・・

DAY9:コンロ

DAY10:部屋をつくる


少しライティングを変更してみました。

というわけで、8月もYoutubeのチュートリアル動画も色々やりましたので、順次ログを残していきたいと思います!
またよろしくね!
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