こんにちは。
ふじです。2025年7月からBlenderをはじめました。
初めてソフトをPCにダウンロードしたところから、早くも3か月目に入りました。
これまで、色々なチュートリアルに取り組んでみて、少しずつ見覚えのある機能が増えてきたけど、まだまだ自分で作れる気がしない・・・・
ということで、一度チュートリアルも何もない、「オリジナルで何か作る」をテーマに挑戦してみることにしました。
もっと効率のよい方法や正しい手順があるかもしれませんが、現時点での自分の制作手順もあわせて記録していこうと思います。
アンティークデスクを置いた空間を作る
おおまかな配置イメージを決める
まずは、おおまかな形のオブジェクト並べて配置のイメージを決めました。
ここはラフ絵とかを手書きしてもいいと思うんですが、わたしは立体で適当に配置しながら考える方がイメージがわきやすかったです。
そのうち、慣れてきたらラフ絵を描きながら色々考えられるようになるのかもしれない・・・・

机・椅子・窓のデザインを決める
配置をおおまかに決めたところで、今回の作品で中心的な存在となる「アンティークデスク」「椅子」「窓」のデザインを作成しました。
椅子と窓はシンプルにしようと思い、スツールと格子窓にしました。
窓はブーリアンモディファイアを使用して穴をあけています。
また、細かいマテリアルの設定はまだしていませんが、雰囲気をより把握するために仮マテリアルで着色を施しています。
これから、デスクの取っ手や、周りの装飾品を作りこんでいき、最終的にマテリアルを設定していきます。

デスクの取っ手や左壁の小物類のモデリング
大きいサイズのオブジェクトのモデリングができたので、デスクの取っ手や棚上の小物を作っていきます。
ハードカバー本、写真立て、アートボード、コスメボトル、アロマキャンドルなどを置きました。
少し壁がさみしい感じがしたので、絵画の額縁を二つぐらい追加してみることにしました。
デスクの上にも、プランターなど置いてみてもいいかも・・・と思いつつ、いったん次の工程に進もうと思います。


色の割り当てを決めるために、仮マテリアルを設定
本格的にマテリアルの設定をする前に、全体の色配置を簡単に決めておくために、仮マテリアルで着色していきました。
この時点では、まだマテリアルプレビューで確認しているだけなので、細かい色味はあまり気にせず、ここは水色系統・・・ここは薄紫系統…ぐらいのラフな感じで色を置いていきました。


本格的にマテリアル設定&照明配置
おおまかに全体の色の配置を決めてから、本格的にマテリアルを設定していきました。
デスクと棚はノイズテクスチャを使用して、木目調にしています。
左壁の煉瓦模様は、HDRIs POLY HAVENでテクスチャの素材をお借りして、今回の作品の雰囲気に合うようにRGB Curvsを使用して明るい白に色を調整しています。
少し装飾が少なくてさみしい気がしたので、デスクの上にランプシェードを一つ追加し、棚の方もプランターを添えて緑を追加してみました。
アートボードや額縁、写真立てには、描画ソフトで作成した手書きのイラスト入れています。
今回は、iPadでProcreateを使用してイラストを作成しました。


照明配置はこのようになっています。
デスクの前面に椅子の影が入り、少し陰ったような印象になってしまうため、スポットライトが強くあたっているような印象にならないように気をつけながら、弱めのPointLightをデスクと椅子の間に差し込んでいます。
また、棚の下にもPointLightを一つずついれて、インテリア感を出してみました。


レンダリング~完成!
最後にレンダリングして完成です!
レンダーエンジンはCyclesを使用しています。
今回は、初めてのオリジナル作品ということで、テーマを決めてから参考資料を探したりなどなど1か月ほどかかりました。(途中、別の講座の続きをしたりもしていたので、実際の制作時間はまる一日ぐらいかもしれない・・・)
もっと小物を置いてみたかったな~とか、色々あるんですが、
まずは自力で一つ作品を制作できたというのが、良かったなと思います!


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