遠近法(パース)の基本!まずは箱を描けるようになる!【初心者向け】

イラスト

こんにちは。
さばちゃんです。
もっと自由に絵を描きたいと思い、勉強中です。
同じく勉強中の方、これから挑戦したい方にも何かお役に立てる点があるといいなと思い、学んだことをまとめておきたいと思います!

今回は、イラストを立体として認識できるようになるための、「箱を描く練習」です。
箱は、最も基本的な立体物であり、二次元の紙の上に、人・建物・動物などあらゆる三次元の立体物を描くことに役立ちます。

まずは、箱を描くを前提として、「遠近法(パース)」をしっかり理解しておくことが重要です。

遠近法と透視図法(パース)とは

遠近法とは、遠近感を表現するための絵画技法の総称で、遠くにあるものを小さく、近くにあるものを大きく描きます。日本では、遠近法=透視図法(パース)と認識されることもありますが、透視図法(パース)は、あくまでも色々な種類が存在する「遠近法」の中の一つの技法です。

また、透視図法は、15世紀のルネサンス期から見られるようになった技法で、消失点(実際には並行関係にある線が、描画上で収束する点)を画面上に設定して、空間や立体を表現するものです。

パースは、パースペクティブ(perspective)を省略した言葉です。

透視図法は、設定される消失点の数によって3種類に分類されます。

一点透視

一点透視とは、画面上に消失点を1つ設定して、その消失点へ向けて収束する線を基準に立体物を表現する描画法です。室内や廊下など、立体空間を表現するのに適しています。

EL=Eye Level(アイレベル):目線の高さやカメラの高さを表す
VP=Vanishing Point(消失点)

二点透視

二点透視とは、画面上に消失点を2つ設定して、立体物を斜めから見た時の奥行きを表現する描画法です。漫画やイラストの背景や建物なのでよく使われます。

三点透視

三点透視とは、画面上に消失点を3つ設定して、アオリ(見上げる)やフカン(見下ろす)を表現します。ダイナミックな構図を表現をすることができます。

実践練習編

透視図法の基本的な仕組みを理解したところで実際に色々な箱体を描いてみたいと思います。

一点透視で描かれた空間にある箱

空間と同じ向き(サイドの壁と並行)に置かれた箱は、一点透視で描くことができる。
少しでも向きがずれると、2点透視や3点透視の状態になる…

右から左に移動する箱

最初は箱の左側が奥行として見えている。
箱が真正面に来ると、奥行部分は一切見えなくなる。
箱が左に移動していくと、今度は箱の右側が奥行として見えるようになる。

9方向の箱

上下左右の方向(水平・垂直どちらか片方)に傾けると、二点透視となる。
斜めの方向(水平・垂直の両方)に傾けると三点透視になる。

色々な方向の箱

というわけで、今回は遠近法を使って、自然に見える箱の描き方を勉強しました。
正直、実際に自分で描いてみるまでは「箱ぐらい小学校の算数でも描いてた気がするし描けそうだな」と思ってしまっていました。

でも実際に、「特定の角度の箱を正確に描こう」とすると、
 それぞれの面はどれぐらい見えるだろう?
 角度が付いたときの面はどんな形になるのだろう?
 どの線が並行になって、どの線は消失点に向かう線になるのだろう?

と分からないことがどんどん出てきて、お手本や説明文と睨めっこ状態が続きました。

正直、調べれば調べるほど、分からない!もたくさん出てきて、まだまだ勉強が必要な部分だと感じています。

もっともっとたくさんのバリエーションで箱を描いてみて、立体の表現方法への理解を深めたいと思いました。
そして、より詳しくて分かりやすい記事を改めてお届けいたします!

これまでイラスト関係の記事をなかなか作成できていなかったのですが、今後も、イラスト制作に役立つ「身体の比率」や「簡単な解剖学」なども記事にしていきたいなと思っています。

まだまだ私自身も勉強しながらではありますが、同じく勉強中の方のお役に立てると嬉しいです!

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